※この記事は、筆者が「これから大型バイク(650cc新車クラス・CBR650Rを検討中)」を購入する前に行った維持費試算の記録です。
実費ではなく、公開情報・相場・一般的な消耗スパンを用いたシミュレーションです。地域、年齢、等級、走り方で金額は変わります。購入後は実績で更新予定です。
🔧 バイク維持費の内訳を知ろう
650ccクラスの新車を所有すると、以下の費用がかかります。
💰 初期費用(購入時のみ)
- 車両本体:約1,100,000円(CBR650R新車価格帯)
- 登録・納車諸費用:約30,000円
- 自賠責保険(24か月):11,780円
- 重量税(650cc新車):4,900円
- 印紙代など:約2,000円
👉 初期諸費用合計(本体除く):約48,700円
👉 本体込み初期総額:約1,148,700円
📌 固定費(毎年必ず発生)
- 軽自動車税(251cc超):6,000円/年
- 駐輪場・ガレージ代:月5,000円 → 年間60,000円
- 車検:2年ごと約60,000円 → 年換算30,000円
- 任意保険(30代・等級10の例):65,000円/年
⚡ 変動費(走行距離や使い方で変わる)
- ガソリン代(燃費18〜20km/L・年間5,000km・単価170円/L)
→ 約42,500〜47,000円/年 - エンジンオイル交換(年3回・ショップ依頼想定):6,000円 × 3 = 18,000円
- オイルフィルター(年1回):1,500円
- ブレーキパッド(3年交換 → 年換算):2,000円
- タイヤ(スポーツ系ラジアル・3年交換):70,000 ÷ 3 ≈ 23,000円/年
- チェーン/スプロケット(4年交換):45,000 ÷ 4 ≈ 11,250円/年
👉 消耗品合計:約55,000円/年
📊 シミュレーション条件まとめ
項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
想定車両 | HONDA CBR650R(新車) | 本体価格 約110万円 |
年間走行距離 | 5,000 km | ツーリング主体 |
実燃費 | 18〜20 km/L | オーナーレビュー平均 |
ガソリン単価 | 170 円/L | 2025年相場想定 |
駐輪場 | 5,000 円/月 | 屋根付き想定 |
車検 | 60,000 円/2年 | 年換算 30,000 円 |
任意保険 | 65,000 円 | 30代・中間等級 |
💵 初年度に必要な費用
- 本体価格:1,100,000 円
- 登録諸費用:30,000 円
- 自賠責(24か月):11,780 円
- 重量税(2年分):4,900 円
- 印紙代など:2,000 円
👉 初期諸費用合計(本体除く):約48,700円
👉 本体込み初期総額:約1,148,700円
📅 年間維持費シミュレーション(30代・等級10の例)
任意保険 | 65,000 円 |
ガソリン代 | 42,500〜47,000 円 |
消耗品 | 55,000 円 |
税金・駐輪場・車検 | 96,000 円 |
年間合計 | 約26〜27万円 |
👉 平均すると26万円台/年(月あたり約22,000円)
📉 年齢・等級別の目安
- 20代・新規(保険10万円):約30〜31万円/年
- 30代・等級10(保険6.5万円):約26〜27万円/年
- 40代・等級15以上(保険4.5万円):約25万円前後/年
🏍️ CBR650Rと同クラス車種の維持費感
650ccクラスの新車はCBR650R以外にも存在します。維持費感はほぼ同等です。
- Kawasaki Z650:ネイキッドモデル、CBR650Rより保険やタイヤがやや安い傾向
- Yamaha MT-07:軽量で燃費が良く、CBR650Rよりガソリン代が抑えられる可能性あり
- SUZUKI SV650:中古流通も多く、維持費はCBR650Rとほぼ同等
👉 どのモデルを選んでも、年間維持費は25〜30万円のレンジで考えておくのが現実的です。
💡 維持費を節約するポイント
- 任意保険は一括見積もりで数万円節約可能
- DIY整備(オイル交換・パッド交換)で工賃を削減
- 駐輪場の工夫(屋外+カバーや共同ガレージ利用)でコストダウン
- 燃費改善運転(空気圧管理・適正ギア運転)でガソリン代を節約
⚠️ 注意点
- これはあくまでシミュレーションであり、実費は地域・走行距離・整備方針で変動します。
- CBR650Rはスポーツバイク系なので、タイヤやチェーン等の消耗がやや早い傾向があります。
- 新車購入時は初回点検・保証条件でDIY整備が制限される場合があります。
✅ まとめ
650cc新車クラス(例:CBR650R)の年間維持費は、
25〜30万円(標準例:26万円台)が現実的です。
保険・車検・駐輪場・タイヤがコストの大半を占め、工夫次第で年5〜7万円の節約も可能です。
購入後は実際の数字で随時アップデートしていきます。
👉 次に読む(準備中)
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